【注目のGFP掲載候補】ゴミから水素へ!廃棄物発電プラント訪問

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去る2019年1月23日、GFPへの掲載候補であるESGプロジェクトを訪問しました。訪問先は、山梨県にある、家庭から出る生活ゴミを水素に変換させて発電するという特殊なガス化技術の発電プラントです。

このプロジェクトを実施する企業は、大学発ベンチャー企業。現在も産学連携による開発などを進めています。また、経済産業省や環境省など政府系補助事業に多数採択されており、今回訪問したプラントも、補助金を活用して建設された公的認知度の高い施設です。訪問した日には、ガス化や有機物処理を研究領域とする大学教授も見学に来ており、多くの人から注目されているようです。

水素発電システムのフローは、下図にあるとおり、投入した廃棄物を半炭化し、超高温でガスにしていくというものです。現場では、実際に装置を見たり触ったりしながら、技術開発者である橋本氏が説明してくださいました。

水素発電システムフロー図(出典:プロジェクト資料より抜粋)

まず、米ぬか、RPF(紙とプラスチックの混合物)、ウッドペレットやポリプロピレンなどを原料として投入します。こちらは実証設備なので、これらの原料を使っていますが、実際には家庭ゴミなどの有機廃棄物が原料になります。

米ぬか

RPF

ウッドペレット

ポリプロピレン

投入された原料は、半炭化を経て、「ガス化炉」でガスになります。中の温度はなんと1,000度以上。過熱水蒸気を廃棄物に含まれている炭素にぶつけることで、水素と一酸化炭素が発生します。ダイオキシンの元になるタールも高温によりガス化することができます。生成されたガスの60%が水素で、問題がないか確認するため15分毎にガス組成が測定されます。

ガス化炉

ガス組成測定

ガス組成測定

生成されたガスは洗浄装置を通って、ガス中の異物や水分、有害成分が取り除かれ、水素として保存されます。

洗浄装置

洗浄装置

保存装置

保存されている水素を発電機で吸引して軽油と混ぜることで電気が作られます。水素が多ければ多いだけ軽油の量は少なくなりますが、軽油をなくすことはできないそうです。しかし、燃料電池を使えば水素だけで発電が可能です。この自家発電で設備内の電気を賄っています。

発電機

この技術を使えば、廃棄物の山を処理しながら電気を作り出すことができます。
今後地球の人口が増えていく中で廃棄物の増加も懸念されています。
今回訪問したプラントの近隣で、現在自治体によるゴミ処理場の建設が計画されているとのことです。この廃棄物発電の技術が導入されれば、廃棄物の削減と環境に優しいエコエネルギーの創出に貢献できるね、と開発者の橋本氏は嬉しそうにおっしゃっていました。
今回ご案内いただきました関係者の皆様、ありがとうございました!

右から、販売担当 伊藤氏、技術開発担当 橋本氏、GFP平瀬

GFPでは、今回の廃棄物発電プラントのような環境や社会に優しいESG事業を世に生み出すための投資プラットフォームを構築中です。是非一緒にESG事業を応援していきましょう!!

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